ダイワハウスの現場調査

静岡県 N様邸

調査日:2021年1月〜3月

【エンジニアリングレポート】

調査結果まとめ

  • 全般的には、大きな問題はなかった
  • 検査依頼や是正報告も問題なし
  • 是正は指摘後、修正され問題なく引渡しが遂行された
 
大和ハウス工業、静岡県N様邸の現場調査レポートです。全体を通して各検査、当然指摘事項はありましたが、大きな問題はなくスムーズに進んでいた現場でした。

東京からインスペクターが来るということでいい意味で身構えていた印象があります。
 

基礎配筋検査レポート

基礎配筋検査は型枠設置前に実施した。施工状況は平均点と言ったところか。
写真は、鉄筋を複数本束ねている為、鉄筋同士の距離が近い。その為、コンクリートの充填に支障がある指摘。
また、地盤面と鉄筋の距離、かぶり厚さ不足も指摘項目として挙がった。

基礎完成検査レポート

基礎完成検査の実施状況である。施工状況は良好で、コンクリートの仕上がりも問題ない。
指摘の写真は、レベラー材の浮き。基礎の水平を確保する為、水のようなモルタル(レベラー材)を一番上に流し込み水平を確保する工法が現在は主流となっている。検査では、稀に「構造には関係ないから・・」という言い訳を耳にするが、そもそも「基礎は重要な構造」のため、やり替えが必須ということで、毎現場厳しい検査を実施している。

マーキング部分に浮きがあった個所は、剥離し再施工するように指導した。

上棟検査レポート

構造組み立てが完了した段階での「上棟検査」である。ダイワハウスの床は2通りのパターンがあり、今回はパーティクルボードで施工されている案件だ。 
写真は商品名にもなっている制震ダンパーの設置状況。∑とうい形からのネーミング。
躯体の施工状況については柱の垂直精度及び梁の水平精度については問題なかった。
外壁はサイディングを採用しているが、施工状況はイマイチと言ったところ。隙間や段差、傷が目立ち通常管理業務であまり指摘されないのか?と、疑問が残る。
 
また次の写真は鉄骨造でよくある指摘ではあるが「鉄骨の傷補修忘れ」である。各所で散見された。

防水検査レポート

写真はエアコンの配管カバーだが、壁との隙間がきちんと埋まっていないのが2枚目の写真でわかる。

断熱検査レポート

断熱材は充填系のグラスウールを採用。基本的な施工が出来ていない個所が散見さる。断熱材の端部は耳出しをするのが基本だが・・
実施していない為に、是正指示を出した。次の写真では正しい施工状況がお分かりかと思う。
また、突きつけが甘いと次の写真のように温度変化(断熱材の隙間)が見て取れる。
一見、断熱材がきちんと施工されているようには見えるがサーモカメラで見ると、どうしても温度分布のばらつきが目立つ。熱伝導率の高い鉄を構造体に採用している、鉄骨造の宿命と言っても過言ではない。

内部造作完了検査レポート

大工工事が完了した段階での内部造作工事を検査した。
垂直や水平はレーザー機器で確認をするが、基礎から検査実施をしている為、大きな問題は当然にない。
指摘は石膏ボードの施工に関するものがほとんどであった。ビス打ちの不適、石膏ボードの隙間、欠けなどが指摘として挙がった。
部分的には、壁に大きい段差が生じている箇所があった為、壊してやり替えが発生した。鉄骨造の場合、構造躯体は大工にて調整をしない為、このようなことが起きやすいと言えよう。

【N様邸資料】

建設地 静岡県
工法 軽量鉄骨造(zevo Σ)
延べ面積 105〜110m2
階層 2階
契約時見積 該当データなし
最終見積 該当データなし

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