
ゴミが多く、気を使った施工とはいいがたい状況であった。
コンクリートの仕上がり状況は良好だが、構造用のアンカーボルト1本施工し忘れるミスを指摘。現場監督の十分な管理を願うばかりだ。
梅雨時の躯体工事で、天候配慮や雨養生不足による「含水率超過」が目立った検査結果であった。写真では40%を超えているので、かなりの時間が乾燥までに必要。乾燥状況を見計らって、再度計測することになるが、三井ホームが準備した含水率計は計測深度が不十分なものであったため、以降複数回の検査が必要となった。
防水工事の施工は良好で、大きな指摘はなかった。雨漏れがしやすい個所には役物という出来合いの部品を使う仕様になっており、防水材自体の材料も含めて雨漏れに対する配慮、安心感は高いと言えよう。
上の写真は含水率の再計測の様子。依然として乾燥が必要なことがわかる。
壁は充填系のロックウールを採用。気密シート(黄色のフィルム)が施工されているのがわかる。施工状況は良好であった。この現場の大工スキルは高いことが伺えた。
1ケ月以上の時間を要し、ようやく規定値以下になったことが確認できた。大型の扇風機使用以外に、部分的には強制乾燥を促進させてやっと・・という状況。梅雨時は湿度も高く、通常の乾燥ではさらに時間を要するので気を付けたい。| 建設地 | 神奈川県 |
|---|---|
| 工法 | 枠組壁工法(木造・ツーバイシックス) |
| 延べ面積 | 195〜200㎡ |
| 階層 | 2階 |
| 契約時見積 | 該当データなし |
| 最終見積 | 該当データなし |