基礎完成検査レポート
コンクリートの仕上がり状況は良好。指摘はほとんどなかった。
写真は、基礎の上に流す「レベラー」が浮いている指摘を撮影。部分的にはがしてやり替える必要がある。
上棟検査レポート
構造検査の際に、屋根の防水施工状況を確認した。大きな問題はなく一安心であった。
写真のような「破損」部分は、その場で補修を指示し、順次直す流れを採用した。
次の写真は含水率超過の様子。乾燥促進のうえ、規定値以下になることを次回検査で確認しなくてはいけない。
防水検査レポート
外壁がタイルの家の為、防水紙は透湿防水シートを採択している。指摘が多くなる傾向なのだが、施工状況は極めて良好であった。
住宅の外壁には複数の穴をあけることになる。換気扇やエアコン、電気の配線などが貫通する為で、このあたりに指摘がない現場は皆無に等しいだろう。
断熱検査レポート
壁は充填系のロックウールを採用、赤外線カメラでの検査実施。施工良好でほとんど指摘がなかった。
外装完了検査レポート
足場解体前の外部竣工検査。タイルの貼り方も丁寧であった。
内部造作完了検査レポート
大工工事が完了した段階での検査を実施した。石膏ボードの隙間や、ビス打ちのミスなど粗さが否めない。
大工のモラルやスキルが大きくかかわってくるのが内部造作工事で、残念ながらどの会社でも「当たりはずれがある」のが実情だろう。社内での施工ルール徹底、現場監督の社内検査などをきちんと実施していない場合には、後の仕上げ工程にも多大な影響を及ぼす。
竣工検査レポート
全体的に仕上げ状況は良好であった。
【S様邸基本情報】
建設地 |
東京都 |
工法 |
枠組壁工法(木造・ツーバイシックス) |
延べ面積 |
75〜80㎡ |
階層 |
2 階 |
契約時見積 |
3400〜3500 万円 |
最終見積 |
4300〜4400 万円 |