三井ホームの現場調査

千葉県 K様邸

調査日:2020年3月〜9月

【エンジニアリングレポート】

調査結果まとめ


  • 全般的には、大きな問題はなかった
  • 検査依頼や是正報告も問題なし
  • 工程に影響はでなかったが躯体の含水率超過が有り再検査の必要があった
  • 是正は指摘後、問題なく修正され引渡しが遂行されている
三井ホーム、千葉県K様邸の現場調査レポートです。敷地の高さ(GL)設定が、コンクリート打ち継ぎ部より高く雨水侵入などの恐れが有ったため、基礎立上り部に防水施工の指示をした。現場監督及び、職人の意識が高く全体を通して指摘の少ない現場施工状況だった。

基礎配筋検査レポート

基礎配筋検査では建物配置から確認を始める。ここで基礎の位置が間違っていると、後でとんでもないないことになるのはお分かりになると思う。
全体的には施工状況は良好であった。写真は、基礎の深さが違う箇所での鉄筋入れ忘れ。メジャーで指示をしているように斜めに鉄筋を追加する様に指示を出した。
 
いわゆる「深基礎(通常の基礎高さより高く、地面に埋まる部分が多い)」では、上記のような指摘以外にも施工不良が起きやすい部分であるため、注意が必要だ。
 

基礎完成検査レポート

コンクリートの仕上がり状況は良好で、現場清掃も良くできていた。写真は対角計測している写真。
水道業者も意識は高く、きちんと施工するのは当然だが見え方も含めて配慮が伺えた施工である。
 

上棟検査レポート

水平や垂直は写真のようなレーザー機器で確認をしていく。躯体(構造)の精度は良好であった。
次の写真は、含水率計測のもの。木材は濡れてしまうと強度低下を招くとともに、乾燥させないまま次工程へ進んでしまうと、後のカビ発生や虫害被害の恐れがある。木造建築物では、特に重点管理項目のひとつだ。
木造住宅では、耐力壁という構造の壁を配置して、地震や風に抵抗をする。特に、枠組壁工法は外壁面材の釘打ちは重要管理項目である。
写真は釘打ちが、合板の端部すぎて材割れが確認できる。細かいようだが、釘の施工不良は、立ち合いですべてその場で是正させた。
 

防水検査レポート

壁の防水はアスファルトフェルト。基本的な施工は問題がなかった。次の写真は外壁を貫通する箇所のピンホール(小さな穴)を指摘している。
雨漏れに関する施工箇所は細心の注意をはらった上で「お漏らしは絶対にしない」という共通意識が現場でも大切である。
 

断熱検査レポート

充填工法である壁の断熱材とともに、気密のためのベーパーバリアが施工されているのがわかる。
赤外線カメラでの検査も隙間はなく、施工状況は大変良好であった。
 

内部造作完了検査レポート

内部造作完了検査は丁寧に施工され、大きな指摘はない。枠組壁工法(ツーバイフォー)では、石膏ボードも構造として計算している場合が大半の為、大工工事の完了段階で、きちんとした品質が確保されているか確認が必要だ。
 

竣足場解体前外装検査レポート

足場の撤去前に、建物外部を検査。美観上問題ないか?は気になる点ではあるが、技術者としては設備仕上がりや防水に関する事項をチェックする。

竣工検査レポート

大きな問題はなく予定通りに引き渡しを迎えた。全体を通じてしっかりと管理された現場であった。
写真は玄関ポーチのタイル不備。打診棒で検査をすると「カラカラ」と高い音が出る箇所はタイルが浮いている。マーキングしている箇所は浮きが確認できたので、張り替えを指示した。

【K様邸基本情報】

建設地 千葉県
工法 枠組壁工法(木造・ツーバイシックス)
延べ面積 125〜130㎡
階層 2階
契約時見積 該当データなし
最終見積 該当データなし

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