丁寧に施工されていた。写真は、鉄筋同士の距離が近い為、コンクリートの充填に支障がある指摘。
枠組壁工法は外壁面材の釘打ちは重要管理項目。釘施工にはいくつかの指摘が散見された。写真は合板の端部寄りに打ちすぎて釘が効いていない様子。
ツーバイには工場制作の壁自体を運んでくる「パネル工法」と、現場で職人が壁下地を作っていく「手組工法」がある。狭小地の場合には、大きな壁の下地パネルを搬入できない(大型車が入らない)ケースが多く、手組になる。その際には職人のスキルやモラルの影響が大きいので注意を要する。
壁の防水はアスファルトフェルトを採用。全般的に三井ホームの現場では指摘が少ないと思う。
梅雨時の降雨での作業が続いたため、含水率の超過があった。湿気も高い時期の為、含水率の低下にかなりの時間を要した。本件では3度の計測でようやく合格であった。
壁は充填系のロックウールを採用。突きつけが甘いと次の写真のように温度変化(断熱材の隙間)が見て取れる。
足場解体前の外部竣工検査。狭小敷地の為、足場が狭く施工がやりづらいのもあるだろう。細かい指摘が散見された。
内部造作完了検査、つまり大工工事が完了した段階の確認。ビスの打ち忘れ等単純なミスが指摘に上がった。工事進捗を急いでいる印象は否めない。
全体的に仕上げ状況は良好であった。
建設地 | 東京都 |
---|---|
工法 | 枠組壁工法(木造・ツーバイシックス) |
延べ面積 | 115〜120㎡ |
階層 | 3階 |
契約時見積 | 4500〜4600万円 |
最終見積 | 4800〜4900万円 |