丁寧に施工されていた。写真は、水道の配管が水勾配未確保の指摘写真。適正な角度がないと排水がきちんと流れず、引っ越し後のトラブルにつながる。
コンクリートの仕上がり状況は良好。アンカーボルトの1本に、傷があったため、構造検討の確認が必要となった。
枠組壁工法は外壁面材の釘打ちは重要管理項目。この現場はパネル工法(工場で壁の下地を作ってくる)の為、指摘はほとんどなく良好であった。
壁の防水はアスファルトフェルトを採用。貫通部に若干の手直しを要したが全体的には良好な施工状況であった。
三井ホーム得意の全館空調採用の現場。ダクト配管(銀色)の曲がりがきつく、R半径が規定通り取れていない個所があった。得意としている会社、職人でも写真のような状況なので、普段採用しない会社では施工状況の確認は必須だろう。
足場解体前の外部竣工検査。仕上げ直後に降雨に見舞われたため、塗料が流され悲惨な状況であった。もちろん、修補して外装工事は完了に至ったが、最近の突然の雨は、現場品質を大きく左右する恐れがある。ほかの工程でも当然に、天候の予見と降雨対策は必須といっても過言ではない。
内部造作完了検査では、ビスの打ち忘れ等単純なミスが指摘に上がった。大工任せにしているハウスメーカーも多くきちんとした社内検査が実施されていてもミスは必ず存在するといってもいいだろう。
全体的に仕上げ状況は良好であった。| 建設地 | 埼玉県 |
|---|---|
| 工法 | 枠組壁工法(木造・ツーバイシックス) |
| 延べ面積 | 170〜175 ㎡ ( 50〜55 坪) |
| 階層 | 2階 |
| 契約時見積 | 4100〜4200万円 |
| 最終見積 | 4200〜4300万円 |