検査依頼に問題が発生した。大工工事の中間検査(内部造作下地検査)をする予定であったが、写真のように石膏ボードを貼ってしまい、工程が進みすぎてしまう事態に。
当然、検査ができない為、目視検査が可能になるまで壊して、現場工程を戻すことに。
丁寧に施工されていた。ヘーベルハウスは施工マニュアルが詳細まで決まっておりハウスメーカーの中でも「大きな問題がない」作り方を心掛けている。上の写真、鉄筋径(鉄筋の太さ)をカラーで識別可能になっているのがわかる。
鉄骨造は工場で寸法精度の高い材料を搬入し、組み立てるので職人の技量によるばらつきは木造に比べて少ないと言える。ボルトの締め忘れ等の「うっかりミス」をどれだけ減らすかが重要な品質管理のポイントになる。
鉄骨造では、シート防水工法が採用されるのが多いが、ハウスメーカーでは、もともとヘーベルハウスが特許を取得していたDNシートを採用している会社が多く、材料の良し悪しは各社大きく変わらないだろう。
大工が現場作業にとりかかり壁の下地を検査している様子。作り方はシンプルだが、大工のモラルスキルによって品質が変わってしまうのが要注意だ。
上の写真を見て頂ければわかるが、現場の整理整頓が不十分・・ということで、指摘数が結構あった現場だ。次の写真では、釘の打ち方が雑なのは素人でもわかる項目のはず。
構造躯体をウリにしているハウスメーカーは、内部の仕上げ造作が少し手薄になっているように思える。十分に注意をしていただきたい。| 建設地 | 神奈川県 |
|---|---|
| 工法 | 軽量鉄骨造 |
| 延べ面積 | 85〜90㎡ |
| 階層 | 2階 |
| 契約時見積 | 該当データなし |
| 最終見積 | 該当データなし |