ヘーベルハウスの現場調査

茨城県 I様邸

調査日:2021年2月〜5月

【エンジニアリングレポート】

調査結果まとめ

  • 全般的には、大きな問題はなかった
  • 基礎工事の指摘を是正せずに進み、部分的に壊してやり替えを実施した
  • 断熱検査が予定通りに完了せず、検査日の当日変更が発生した
  • 大手ハウスメーカーではよくある話だが、工事担当者が転勤で引継ぎが発生した。引継ぎ処理や、前検査の是正報告などは問題なくスムーズであった
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)、茨城県I様邸の現場調査レポートです。開けた分譲地での新築計画という事もあり、施工条件は大変良く工事はやりやすかったのではなかろうか。検査でも大きな指摘はなく、きちんとした施工並びに管理体制の印象を持った。残念なのは、基礎工事の指摘事項を、旭化成側が勝手に問題ないと判断し、次工程へ進んでしまったことだ。もちろん、部分的に壊して是正をさせたことは言うまでもない。

基礎配筋検査レポート

検査は型枠を組む前に実施。施工状況は丁寧であった。
写真は、設計図書通りの高さかどうかレベルを読んでいる模様。
 
指摘の一つは、鉄筋同士の距離が近い為、コンクリート充填に支障がある(コンクリートの砂利が回り込まず隙間が出来てしまう恐れがある)。
また、一部に溶接不良があったので指摘をした。写真ではわかりづらいが、工場であらかじめ溶接された鉄筋を現場でくみ上げるのだが、溶接部分が剥離している。

基礎完成検査レポート

写真は換気口施工状況の模様。コンクリートの仕上がり状況も良好で、現場清掃を含めて指摘はほとんどなかった。
 
軽微な指摘ではあるが、次の写真は断熱材の隙間に関して。
この箇所に関してだが、旭化成側が勝手に問題視せず次工程に進んでしまうという事態が発生し、結局後に部分的に壊し、断熱材をやり直したという事があった。
 
写真は後日、解体し部分的に直した様子。

上棟検査レポート

敷地広さに余裕があることは施工条件にとって有利である。「仕事がやりやすい=施工ミスが少ない」という方程式は鉄板である。
ゆえに、逆パターンつまり、施工がしづらい場合には要注意ということだ。
 
写真は柱のアンカー施工状況を確認したもの。全数、目視確認が基本の重要検査項目の一つだ。施工状況は大変良好であった。
指摘は少なく、軽微なものばかりであったが、次の写真は、壁のへーベル版が作業中に破損してしまい材料待ちの状況である。

防水検査レポート

防水検査を実施。屋根の防水はシート防水だが、全体的にヘーベルハウスの現場では指摘が少ない検査項目だろう。
 
外壁貫通部のパイプ傾斜に不具合を発見した。万が一の雨漏れに配慮して、外部へ向けての水勾配を取るように指導した。

断熱検査レポート

断熱検査の実施状況。
もともとは、防水検査と断熱検査を同日に実施できるとのことで、検査依頼を受けていたが施工が完了しておらず、再度断熱検査のみに現場訪問をした。
施工自体は良好であった。

内部造作下地検査

大工工事途中でのタイミングで行う検査は、大工のモラルやスキルに直結するので、現場によって出来がまちまちなのがハウスメーカーの特徴だろう。
写真は壁の下地パネルを固定する金物のビス打ち忘れ。ここ以外にも複数個所あった。大工立ち合いの中での検査であったので、この手の指摘は全てその場で是正をさせた。

外装完了検査レポート

足場解体前の外装完了検査を実施した。旭化成ホームズと言えば、フラットな陸屋根に太陽光パネル、といった印象が強い。
 
パネル足元の建物緊結状況を確認した。
汚れなどの軽微な指摘以外は何もなく、施工状況は良好であった。

内部造作完了検査レポート

外装完了検査と同日に、内部造作完了検査を実施。写真はサッシビスの打ち忘れ。単純なミスが指摘に上がったが、全般的には施工状況は良好な部類だ。

【I様邸基本情報】

建設地 茨城県
工法 軽量鉄骨造
延べ面積 95〜100m2
階層 2階
契約時見積 該当データなし
最終見積 該当データなし

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